天文現象

2024年5月11日　猪名川天文台から見えた低緯度オーロラ

2024年5月8日(水)から複数回発生している大規模な太陽フレア・CME（コロナ質量放出）の影響で、猪名川天文台でも5月11日に「低緯度オーロラ」が見られました。夕焼けが終わった後空一面に雲が広がっていましたが、時折の北の低空の雲の切れ間からうっすらと空が赤く染まっているのが見えました。

写真中央よりやや下の雲切れ間の空が少し薄い紫色に見えるのが低緯度オーロラです。

2022年11月8日に、皆既月食と、皆既月食中の月が天王星を隠す天王星食が見られました。

皆既月食中の月。月の左下7時の方向に見られる白い点が、天王星です。

月食中の月の移動と地球の影です。月は西から東にゆっくりと移動していきます。

皆既月食中の月に隠れる直前の天王星です。

皆既月食中の月に隠れる直前の天王星とその衛星です。

月食の時に、月面の本影と半影の間に見られる青色の帯をターコイズフリンジと呼びます。
太陽光が地球のオゾン層を透過する際、赤色光が吸収され、青みがかった光のみが月面に投影されるために発生します。

皆既月食の全経過です。皆既食終了後に雲が出てきたのが残念です。

月食中の月の移動と地球の影です。

皆既月食中に天王星が隠される瞬間