7月31日火星が接近
火星の見える位置
火星の軌道と距離
火星表面の模様
2018年の接近の姿
2016年の接近の姿
2014年の接近の姿
2012年の接近の姿
2010年の接近の姿
2007年の接近の姿
2005年の接近の姿
2003年の接近の姿
2003年火星観測情報
2003年観測結果報告
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【2018年7月31日火星が2年ぶりに接近】
2003年の8月に、6万年ぶりと言われる記録的な大接近となった火星。
猪名川天文台にも多くの方々に来ていただき、世紀の大接近の火星の姿を観察していただきました。
それから2005年10月30日、2007年12月19日、2010年1月28日、2012年3月6日、2014年4月14日、2016年5月31日と2年2ヶ月ごとに最接近を繰り返し、
さらに2年2ヵ月後の今年2018年7月31日に再び火星が地球に接近します。
今回の最接近時の視直径は24.4秒角で、15年ぶりの大接近となります。
火星の明るさと視直径
【火星の見える位置】
6月28日に留となった火星は、やぎ座の中で順行から逆行に転じ、
7月28日の衝を経て、7月31日には最接近となります。
この間の火星の変化は急激で、明るさはー2.2等からー2.8等に、視直径は20.8秒角から24.4秒角へと上昇します。
その後、8月28日には留となって順行に転じ、11月にはみずがめ座に入ります。
火星の位置
【火星の軌道と距離】
惑星は太陽の周りを楕円軌道で回っているので、地球と火星の公転軌道が近づいたり、離れたりします。
火星の公転周期が地球の約2倍であることから、火星に接近した地球が2週してふたたび火星に近づくことができます。
その周期が約2年2ヶ月ごとで、その接近状況の度合いによって大接近、中接近、小接近となります。
火星の最接近時の位置と距離と視直径
【火星表面の模様】
火星は地球とほぼ同じである24.6時間で自転をしています。従いまして、見る時間帯によって様々な
火星の模様を観測することができます。また、今回の火星の接近は、前回と同様に火星の南半球を地球に向けて
いますので、南極地方から南半球の模様を見ることができます。
火星表面の模様と2003年の接近時の火星の姿
【2018年の接近の姿】
2018年の接近時の火星の姿
【撮影】 畑田尚起
【画像処理】 畑田尚起
【日時】 2018年7月31日 23:04-23:08
【撮影地】 猪名川天文台
【望遠鏡】 50cmカセグレン反射望遠鏡
【カメラ】 Canon EOS Kiss X8i + LVW17mm
【撮影条件】 ISO3200 1/250秒 561枚コンポジット
中央部をトリミング
【2016年の接近の姿】
2016年の接近時の火星の姿
【撮影】 畑田尚起
【画像処理】 畑田尚起
【日時】 2016年5月31日 22:45-22:48
【撮影地】 猪名川天文台
【望遠鏡】 50cmカセグレン反射望遠鏡
【カメラ】 Canon EOS Kiss X6i + LV25mm
【撮影条件】 ISO1600 1/50秒 416枚コンポジット
【2014年の接近の姿】
2014年の接近時の火星の姿
【撮影】 畑田尚起
【画像処理】 畑田尚起
【日時】 2014年4月12日21:37-21:44
【撮影地】 猪名川天文台
【望遠鏡】 50cmカセグレン反射望遠鏡
【カメラ】 QV-2900UX + XL40
【撮影条件】 ISO80 1/40秒 30枚コンポジット
【2012年の接近の姿】
2012年の接近時の火星の姿
【撮影】 畑田尚起
【画像処理】 畑田尚起
【日時】 2012年3月24日20:27-20:41
【撮影地】 猪名川天文台
【望遠鏡】 50cmカセグレン反射望遠鏡
【カメラ】 QV-2900UX + XL40
【撮影条件】 ISO80 1/50秒 217枚コンポジット
【2010年の接近の姿】
2010年の接近時の火星の姿
【撮影】 畑田尚起
【画像処理】 畑田尚起
【日時】 2010年1月24日19:46-20:14
【撮影地】 猪名川天文台
【望遠鏡】 50cmカセグレン反射望遠鏡
【カメラ】 QV-2900UX + XL40
【撮影条件】 ISO80 1/50秒 68枚コンポジット
【2007年の接近の姿】
2007年の接近時の火星の姿(大シルチス付近)
【撮影】 畑田尚起
【画像処理】 畑田尚起
【日時】 2008年1月4日20:19-20:21
【撮影地】 猪名川天文台
【望遠鏡】 50cmカセグレン反射望遠鏡
【カメラ】 DMC-FZ7 + LV25
【撮影条件】 ISO80 1/20秒 173枚コンポジット
【2005年の接近の姿】
2005年の接近時の火星の姿
【撮影】 畑田尚起
【画像処理】 畑田尚起
【日時】 2005年11月5日21:15
【撮影地】 猪名川天文台
【望遠鏡】 50cmカセグレン反射望遠鏡
【カメラ】 QV-2900UX + XL40
【撮影条件】 ISO80 1/15秒 62枚コンポジット
【2003年の接近の姿】
2003年の接近時の火星の姿
【撮影】 畑田尚起
【画像処理】 畑田尚起
【日時】 2003年8月28日00:03-00:05
【撮影地】 猪名川天文台
【望遠鏡】 50cmカセグレン反射望遠鏡
【カメラ】 QV-2900UX + XL40
【撮影条件】 ISO80 1/60秒 25枚コンポジット
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